レストランやホテル、テーマパークなど、プロポーズのシチュエーションはたくさんあります☆その中でも「自宅プロポーズ」は、人目を気にせず彼女に想いを伝えることができる人気のプロポーズシチュエーションです。
事前にしっかりと準備ができるので、サプライズが苦手な男性にもオススメの「自宅プロポーズ」ですが、いくつかの点に注意しておかないと、プロポーズが台無しになってしまうことも…。
そこで今回は、実際にあったお家プロポーズの失敗談をご紹介します。プロポーズがうまくいかずに彼女にフラれる…なんてことにならないよう、プロポーズをする前にチェックしてみてくださいね。
「失敗例① 宅急便受取りで大惨事」
付き合って３年の彼女にプロポーズを計画しているAさん。昨年から同棲もスタートし、すでに入籍日も決まっているので、あとはプロポーズをするのみ☆
「婚約指輪はいらない」と彼女に言われているため、婚約指輪以外の形に残るプレゼントを探していましたが、一緒に住んでいるとお休みの日の行動もお互い周知しているので、なかなかお店に行けません。そこでプレゼントは、仕事の休憩中にインターネットで彼女の好きなヒマワリの花束を購入することにしました。
プロポーズ当日、予想外のハプニング
商品の到着日を彼女が不在の日時に設定し、その日の夜、彼女が帰宅後に部屋でプロポーズをしようと思っていました。しかし、プロポーズの日、彼女の外出予定が急遽キャンセルになり、家にいることに…。
「計画が失敗する！」とパニックになったＡ様、商品は予定通り届き受け取ることができましたが、当然何も知らない彼女に荷物を詮索され、その場でプレゼントを渡すことに…。すでに結婚に対してお互いの意思確認は出来ていたので、プロポーズは成功したものの、もっと事前に商品の受け取り方法を調べておけばよかったと思ったそうです。
インターネット注文は、受け取りに注意！
一緒に住んでいて商品が配送で届く場合、商品を受け取るタイミングはもっとも重要です。配送業者へ配達時間指定をしても、天候・交通状況などにより希望している時間内に届かない可能性もあります。それでは、一体どのように受け取ればよいのでしょうか。
もし「宅配ボックス」が設置されているマンションにお住まいでしたら、宅配ボックスに入れてもらうのが安心です。インターホンの音が鳴らないので、彼女に気付かれる心配もありません☆
また、配送業者によっては、コンビニ受け取りやご自宅の最寄りの営業所止めなどの選択ができます。コンビニや営業所止めの場合、自分で直接商品を引き取りに行かなければなりませんが、相手にバレずに商品を受け取れます♪商品を引き取る時間帯も、配送と違って融通が利く場合が多いので忙しくて自宅を留守にしがちな男性にもおすすめです。
また、友人や実家に送る方法もあります☆実家に送るときには、必ず、実家のご両親へ伝えることをお忘れなく！※特に、お支払い方法が「代金引換」の場合は絶対です。
失敗例② 「隠しておいたのに見つかった…」
大学時代からお付き合いしている彼女がいるBさん。一緒に暮らし始めて３年経ち、次の彼女の誕生日にプロポーズを計画しています。派手な演出が苦手で、お家で過ごすのが好きな彼女のために、自宅でのプロポーズをすることにしました。
選んだのは、隠しやすいサイズのプレゼント
大学時代の共通の友人から聞いた情報をもとに、婚約指輪を購入し、寝室のクローゼットに隠すことにしました。クローゼットは彼女も開けるため、Bさんの洋服が入っている収納ケースの奥にこっそりと忍ばせ、あとは誕生日当日を迎えるだけ！と楽しみにしていたBさんでしたが、誕生日の前日、彼女がBさんの洗濯物をたたんでケースにしまう際に、不自然なボックスを見つけてしまいました。
優しい彼女は状況を察して、箱を開けずにしまっておいてくれたそうなのですが、プロポーズ後に「実は…」と気付いていたことを告白されたそう…。婚約指輪は色々とリサーチした甲斐もあり、彼女好みのデザインとサイズで喜んでくれたそうですが、やはり前回ご紹介したAさん同様、プレゼントの内容だけではなく、もう少し隠し場所に関して調べておくべきだったなと後悔しているようです。
プレゼントの隠し場所ってどこがいい？
Bさんと同様、彼女と一緒に住んでいて「自分の部屋」を持っていない方は多いのではないでしょうか。彼女と二人暮らしの場合、一般的には１LDKや１Kなどが主流で、リビングと寝室で分けて使われる方がほとんどのようです。そうなると、尚更、隠し場所に困りますよね。
今回のケースのように「婚約指輪」のようなコンパクトなプレゼントでしたら、職場に置いておくのもありです。プロポーズをした男性の中には、「家の中だと１００％バレるので、ビジネスバッグに入れて毎日持ち歩いていました！」なんて方もいらっしゃいました。共通のご友人が多いBさんですので、友人に預かっておいてもらうのもいいアイデアだと思います☆
車を所有している場合は、車の後部座席も隠しやすいと思います。家の中だと、彼女の方が家にいる時間が長かったり、家具の配置などを周知している場合も多いので、ちょっとした変化で気付かれてしまうこともあります。
失敗例③ 花が枯れてしまった…その理由は？」
Cさんは、お花が大好きな彼女のために、お花屋さんで花を買ってプロポーズすることにしました。Cさんが選んだのは１０８本の赤いバラ☆インターネットで花言葉を調べていたときに、１０８本の赤バラには、「結婚してください」という意味があると知って、プロポーズならこの本数しかない！と思っていたそうです。
最初はレストランでのプロポーズを検討していましたが、渡したあとに１０８本の赤バラを彼女が持って帰るのが困難だと思い、自宅でプロポーズをすることにしました。
事前準備もしっかり！のハズが…
プロポーズ当日は仕事で、日中お花を取りに行く時間がないため、彼女が泊りに来る日の前日に、赤バラの花束を購入し、車の中に隠しておくことに☆ドキドキしながら迎えたプロポーズ当日、彼女が泊りに来て一緒にご飯を食べたあと、彼女がお風呂に入っている間に、車へダッシュ！赤バラの花束を取り出し、お風呂から上がった彼女にサプライズプレゼントしました。
彼女は初めて見る本数のバラに驚きつつも、とても喜んでくれてプロポーズは大成功したかのように見えましたが、実は…「彼女にあとから言われたのですが、何本か赤バラがしおれていたみたいで…車に取りに行ったときは暗くて花の状態までしっかりと見ていませんでしたが、昨日の暑さで枯れてしまったようです…彼女にフラれなくて本当によかったです。
プレゼントの「隠し場所」は、季節で変えましょう！
Cさん、プレゼントを車に隠すアイデアはとてもよかったのですが、暑い時期に車内での保管は非常に危険です！閉め切った車内のように、風通しが悪く気温が上昇する場所での長期保管は、お花が枯れてしまいます。
どうしても車の中で保管をする場合は、クーラーをつけっぱなしにするなど対策が必要です。また、花束を横にして置いておくと下側のお花が重みでしおれてしまうので、バケツに入れるなど立てて置くように気を付けましょう。
とても人気のあるお家プロポーズですが、プレゼントの隠し場所で失敗するケースがもっとも多いようです。プロポーズの計画をするときには、プレゼントの内容を重視してしまいがちですが、その後の受け取り方法(※配送で届く場合)、保管方法も事前に考えておくと安心です☆
また、お家プロポーズは、日常空間でのプロポーズとなるため、ロマンティックなムードやプロポーズのタイミングを作りにくいというデメリットもあります。
お家でプロポーズをされる場合は、彼女のタイプに合わせて、お部屋を風船やキャンドルで装飾したり、サプライズで手作りケーキを作ったりと、手書きのメッセージカードを用意したりと普段と違う演出を追加されるとさらに喜ばれると思います☆