こんにちは、アートフラワーギフト専門店「メリアルーム」の水谷です。春は出会いと別れの季節ですね。相手の新たな門出を願ってフラワーギフトを贈る機会も増えるこの季節。
「どの種類の花を選んだらいい?」という方の為に、歓送迎で贈ると喜ばれるお花を4種類ご紹介します。
女性から人気絶大「ラナンキュラス」
最初にご紹介するお花は、ラナンキュラスです。女性は耳にしたことがある方が多いのではないでしょうか。一方で男性は「初めて聞いた」という方が大半かと思います。
春に咲くお花で、3~4月の歓送迎シーズンにぴったりです!
ラナンキュラスは、何枚もの花びらが重なり合って咲く、可愛らしさと美しさ両方の魅力を持つお花です。色のバリエーションも豊富で、白やピンク、黄色にオレンジ、グリーン、紫と実に様々です。
フリルのようにふわふわと咲くラナンキュラスは、お花屋さんに並ぶと沢山の種類の中からでもその上品な風格に目を奪われるほどに、女性を虜にします。
ラナンキュラスの花言葉
気になる花言葉は、「魅力的」、「飾らない美しさ」です。女性が言われて嬉しい言葉ばかりですから、贈りものにもマッチします。
香りでおなじみ「ピオニー」
続いてご紹介するお花は、ラナンキュラス同様にキュートな見た目のお花、ピオニーです。和名は「芍薬(シャクヤク)」。ラナンキュラスよりも耳にしたことがある方が多いのではないでしょうか。
芍薬は古くから、美しい女性の象徴的な花とされてきました。大きさの異なる花びらが何枚も重なりあって美しい自然体のフォルムを作り出す花姿は「美」以外の何物でもありません。
「5月のバラ」という別名を持つピオニーは、爽やかな香りが特徴的で、香水やハンドクリーム、洗濯用柔軟剤など様々なアイテムに香料として用いられています。花姿は思い浮かばずとも、花名を聞いたことがあるという方の多くが、ピオニー=香料として触れたご経験があるではないでしょうか。
ピンクや赤色、オレンジなど暖色系の色が多く、品種も豊富です。複数品種のピオニーを束ねたブーケが近年、花嫁に人気だそうです。
ピオニー(芍薬)の花言葉
ピオニーの花言葉は、「清純」、「はにかみ」、「優しい女性」です。旬は5~6月。
爽やかグリーンなら「ドウダンツツジ」
お花ではなく「グリーンをプレゼントしたい」という方におすすめの春グリーンがこちら、ドウダンツツジです。漢字表記では「満点星躑躅」。私はこの表現が好きで、ドウダンツツジの魅力にハマった一人です。
その名の通り、満点の星空を見ているかのように、枝を大きくのばした先にたくさんの葉を付けるのが魅力。
4~5月の新緑シーズンこそ、ドウダンツツジが最も美しい時期です。すずらん(壺を逆さまにした)のような小さな白い花を咲かせることもあるのですが、これがまた可愛いのです!
最近ではインテリアグリーンとして、室内で観賞用に楽しむ人も増加中。
爽やかなグリーンのプレゼントをお考えの際は、是非ドウダンツツジを候補に入れてみてくださいね。
ドウダンツツジの花言葉
ドウダンツツジの花言葉は、「上品」、「節制」です。控えめだからこそ魅力を感じられるドウダンツツジらしい花言葉ですね。
小さな花が集まって咲く「ライラック」
本日最後にご紹介するお花がライラックです。4~6月に開花する可憐な印象のお花。小さなお花が集合して咲くのが特徴で、一重咲きと八重咲があります。
ピオニー同様に、ライラックも香料として用いられることもしばしば。甘さのある香りが癒しを与えてくれます。上の写真は濃いピンク色ですが、紫色(藤色)が主流で、可憐さとともに気品を感じられる二面性があります。これもまたライラックの魅力ですね。
ライラック(リラ)の花言葉
ライラックの小ぶりで可憐な花そのもの、花言葉は「謙虚」、「無邪気」です。
春の歓送迎・お祝い事に花を贈りましょう
3~4月は送別会や卒業式、歓迎会や入学式、そして結婚式も増える季節です。春のお花が続々と開花する季節でもありますので、ギフト選びの際は是非フラワーギフトも検討されてみてくださいね。
本日ご紹介させていただいたお花の写真はすべて枯れないアートフラワー(造花)製です。生花さながらの美しい発色が揃っています。アートフラワーは、豊富な色彩とデザイン性の高さ、そしていつまでも枯れずに水やりなどのお手入れが不要な点が魅力です。
この春の出会いと別れの場で是非、生花やプリザーブドフラワー、ドライフラワーの候補の中に「アートフラワー」も交えていただけると嬉しいです!