こんにちは、プロポーズや誕生日プレゼントに愛する人へ贈る枯れない花・アートフラワー専門店「メリアルーム」の木村です。
私たちは、“枯れない”お花「アートフラワー(造花)」を取り扱うフラワーブランドです。
メリアルームは店舗を持たず、アトリエ一体型スタイルのオフィスにて運営をしています。このアトリエでずっと枯れずに飾れるアートフラワーを、ハンドメイドで一つひとつ仕上げています。
これらのフラワーギフトは、自社インターネットサイトから24時間オーダーをすることができ、販売を開始してから…
2022年で、創業10周年を迎えます!
このブログでは、創業10周年を記念して、メリアルームのものづくり&おもてなしサービスを支える「なかのひとたち」を、全10回に渡ってご紹介しています。
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第1回:枯れない花【アートフラワー】とは?
第2回:アートフラワーだからできる【可能性】
第3回:メリアルーム【スタッフ】について
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第4回となる今回は、特別感のあるプレゼントとして喜ばれる「名入れ」について。メリアルームのギフトには「どのような名入れがあるのか」「どうやって入れているのか」など、ココでしか分からない内容にお答えいたします!
メリアルームの名入れ
メリアルーム商品は、世界でたった一つ!お相手様専用のフラワーギフトをハンドメイドでお届けしています。様々なカスタマイズを施し商品を仕上げていく中で、お相手様だけのギフトを完成することが出来ます。
その中の1つである「名入れ」のこだわりについて、今回はご紹介いたします。
名入れ方法1.刺繍
他にはないメリアルーム独自の名入れ方法として、「花びら」にお相手様のお名前を“刺繍”しています。アートフラワーという永遠に咲くお花へ、愛する人の名前を花びらに打ち込んでいます。
~名入れ刺繍の流れ~
メリアルームのアトリエでは、この名入れをするために“刺繍マシン”を導入しています。刺繍マシンとは大型のミシンのような機械で、このマシンにお客様のご注文データを読み込ませ生地へ縫っていきます。
まず、お客様からオーダーいただいたメッセージやお名前を、刺繍マシン専用のデータへ変換します。
つぎに、作成した専用データを刺繍マシンへ転送し、メリアルームこだわりの生地へ刺繍をしていきます。縫い込まれた名入れ生地のバランスやデザインは、全て“職人の目”で確認し仕分けます。
最後に、糸くずのカットやほつれを確認して“名入れ生地”が完成します。
~刺繍の職人技~
メリアルームの赤バラ商品に使用している生地は、特にこだわりをもって仕入れている素材です。両面がベルベット素材なので高級感があり、どの角度から見ても美しく肌触りも良い生地になります。
通常の布と違い両面に起毛がある生地なので、文字のサイズや間隔の調整がお名前の長さやスペルによって変わります。私たちは、マシン動作の癖を把握しどのようなデザインで打ち込めるかを想像しながら、生地に刺繍をしています。
手縫いと同様、縫いかた・生地との相性・アルファベットの長さや種類によって細かな調整が必要です。マシンが縫っているとはいえ、扱う人による長年の感覚があるため思い描いたデザインが完成しているのです。
こうして出来上がった“名入れ生地”は、デザイナーの手でカットされ“名入れ花びら”へと形成されます。メリアルーム商品は、全てハンドメイドです。
そのため、商品により多少の個体差が生じます。その個体差や花びらの癖を把握し、名入れ生地を赤バラに合った名入れ花びらへカットするのも職人技です。
名入れ方法2.レーザー刻印
フラワーギフト本体の名入れだけでなく、「フラワーギフトを飾るための装飾品」や「刺繍が出来ない素材」には“刻印”を行っています。アートフラワーは枯れないため、当初の想い出をそのままに永くお楽しみいただけるよう、装飾品にも名入れをいたします。
~名入れ刻印の流れ~
メリアルームのアトリエでは、ガラスなどの刺繍が出来ない素材には“レーザー機器”を使用しています。レーザー機器も刺繍マシンと同様、お客様のご注文データを読み込ませ素材を焼き切りながら刻印をしていきます。
まず、彫刻するミラースタンドやプレートに傷や欠けがないか検品をしながら研磨剤で磨きます。
つぎに、刻印作業をスムーズに行えるよう、中心点・名入れ位置などのガイド線を手作業でマーキングしていきます。その後にお客様からのオーダー内容をレーザー機器の専用データへ変換し、機械へ転送して彫刻をします。
最後に、商品についたチップ(細かな素材の破片)の拭き取りを行い“レーザーの名入れ刻印”が完成します。
~刻印の職人技~
彫刻するミラーやプレートは、傷つきやすくとても繊細な素材です。お客様の手に渡る前に傷が付いてしまわないよう、日々の検品と保管方法に十分気を付けながら制作をしています。
刻印では刺繍と違い、二人の名前を刻印することができます。二人の名前になることで文字数が増え、アルファベットの並びバランスを調整する難易度が格段に上がります。
ミラースタンドに関しては、商品が丸型なので彫刻も湾曲させながら打ち込んでいきます。プレートに関しては、二人の名前が上下に刻印されるため中心を合わせた綺麗なデザインを意識しています。
これらの細かな調整は一つ一つ刻印サンプルをデータ化させて、彫刻前にサイズや位置を整えてから刻印をします。
メリアルーム商品は梱包・発送も自社で行うため、仕上がった商品の保管も慎重に行っています。彫刻品とお客様の付け合わせ・柄違いの混在管理や、商品の状態維持・メンテナンスも私たちの大事な仕事です。
名入れ職人について
メリアルームの名入れ作業は、専属の職人が行います。他スタッフがマシンへの転送用データを作成することはできますが、最終的なデザイン調整・マシンとの相性を理解し素材へ打ち込んでいく作業は、名入れ職人にお願いします。
~名入れ職人のこだわり~
お相手様の名前が入ることで“グッと特別感が増す”ことを誰よりも理解し、愛を込めて制作をしています。自分の名前が入っているonly oneが一番うれしいタイミングで目に留まるように、刺繍・刻印は見やすさ・バランスの調整にこだわります。
完成された商品の一部である名入れ作業ですが、送り主様は「名入れ」したくてオーダーをしてくださっています。また、贈られたお相手様も「自分の名前」を見て、既製品ではなく“1品、1品オーダー品”であることを理解するはずです。
その瞬間の喜びを最高の笑顔で迎えてもらえるよう、日々気を抜かず慎重に名入れをしています。
~必要とされるスキル~
私たちは名入れをするほかに、お客様がオーダーしたお相手様仕様のカスタマイズに必要な素材の下準備も担っています。メリアルーム全商品のオプション種類とカスタマイズ内容を把握し、商品に合った素材を正確に集めていきます。
入れ忘れや入れ間違いがあると商品を完成させることが出来ないため、私たちの名入れが商品を仕上げてもらう制作チームへ渡ることを常に想像しながら準備をします。
また、私たちの担当はコンシェルジュが受けたオーダーを正確に把握し、制作スタッフへ漏れの無いように繋ぐポジションです。名入れクオリティを常に追求ことはもちろん、制作スタッフが効率よく作りやすいように準備をしています。
~お客様への想い~
こだわりの部分と重なりますが、私たちメリアルームは「お客様視点」を忘れずに制作をしています。この仕上がりで良いのか、このデザインで進めて良いのか…など様々な問題にぶつかったとき。
「自分がお客様だったら」「自分がこの商品を受け取ったら」
という視点に置き換え、忘れてはならない制作が完成した後の「お客様」の気持ちを意識しています。
ご注文いただいた皆さまは、お渡し日を大切な記念日として迎えられることと思います。二度とない特別な日にメリアルームのフラワーギフトを選んでいただいた責任を、
プロフェッショナルという誇りを持ち、愛を込めて仕上げています。
名入れ職人のこだわりと想いが少しでも伝わり、ギフトに愛を感じていただけると幸いです。
メリアルームのアートフラワーギフトは、皆さまがお相手様のこと想いながら選ばれたカスタマイズオプションを、南青山(東京)のアトリエにて一つひとつ丁寧にハンドメイドで仕上げています。こうして「世界でたった一つ」の、お相手様専用アートフラワーギフト「枯れないお花」を、全国各地へお届けしております。
アートフラワーだから可能な、名前や記念日などの名入れカスタマイズをすることで、「世界にたった1つだけ」のアートフラワーを完成することが出来ます。お渡しした時に二人が幸せな気持ちに包まれ、最大の演出ができるよう心を込めて制作しています。
ぜひ、特別な日のギフトとしてアートフラワーをご検討くださいませ!
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