こんにちは、アートフラワーギフト専門店「メリアルーム」の今村です。
みなさまは、プロポーズ映画でお好きな映画はありますか。女性の人気ベストプロポーズ映画に選ばれているのが「恋人たちの予感」です。１９８９年メグ・ライアン主演で「男女の友情は成立するのか？」をテーマに、１１年の時を経て恋人となる男女のラブストーリー。この映画で男性がプロポーズするセリフが女性の心を“グッ”と掴んだことで話題となりました。
そのセリフは・・
“気温が２２度あっても冷めている君が好きだ。サンドイッチの注文に１時間半もかかる君が好きだ。僕を馬鹿にしたように見るその小皺（こじわ）も好きだし、君と会った後、僕の服に残った香水のにおいも好きだ。１日の終わりに一番話がしたいのは君なんだ。君と一緒の生活を出来るだけ早く始めたいと思ったから、僕はここに来たんだ”
このセリフから彼が彼女のすべてが好きということが伝わってきますよね♪気持ちの良いハッピーエンドの作品なので、週末をお家で過ごす予定の方におすすめします！
さて、これまでにプロポーズに関するブログを数多くを書いてきましたが、「プロポーズ（求婚）はいつの時代から始まったものなのか」、「昔から指輪やお花を贈っていたのか」、また「どんな風習や儀式があったのか」など気になりませんか？そこで本日はプロポーズの歴史をご紹介します。
プロポーズ（求婚）の歴史
＜古墳時代：詩＞
日本でのプロポーズの始まりは古墳時代といわれています。この時代は、男性が女性の家の前で愛する気持ちを詩にして読むことがプロポーズだったそうです。ただ、現代のように籍を入れるなどの結婚制度はなく、気軽な「集団婚」と呼ぶものでした。
＜平安時代：和歌＞
平安時代になると男女で気持ちを歌に詠んで贈り合う風習が生まれました。お互いに和歌を詠み合い相手の想いを確認して、男性が改めて和歌でプロポーズすることが一般的でした。しかしながら平安の後期には、自分の意思での恋愛ではなく政略結婚が多くなり、プロポーズする機会は少なくなっていきました。
＜江戸時代：手紙＞
平安時代では歌を贈る形でのプロポーズがありましたが、江戸時代では手紙を贈るプロポーズだったそうです。歌ではなく自分の気持ちをストレートに文字を書くことは現代のラブレターにも繋がっていますね。
プロポーズに婚約指輪・花を贈る歴史
婚約指輪を贈るというプロポーズ方法は、なんと古代ローマ帝国の時代からあるそうです！贈られた指輪をつけることは「約束を守るしるし」とされていたとのこと。はじめは鉄が使われていましたが、２世紀には純金製の指輪が登場したようです。日本で婚約指輪を贈る習慣がはじまったのは明治時代。特権階級の人々から広まったようです。１９７０年第に入ってから、婚約指輪のCM広告が広まり、指輪を贈るという風習は一気に定着していきました。
また、プロポーズにお花を贈る風習は１９世紀ヨーロッパから始まったとされています。男性は野原に咲くお花をたくさん摘み、その花束を女性へ渡してプロポーズしました。女性はその花束の一本を抜き男性の襟元に挿して「よろしくお願いいたします。」と求婚に応えるそうです。これが今の結婚式で新婦の持つブーケと新郎の胸に付けるブートニアに繋がりました。昔からお花はプロポーズに必要なアイテムであることが分かりますね。
現代のプロポーズスタイル
近年、プロポーズスタイルも変わりつつあり、婚約指輪のデザインは一緒に選びたいと思う女性が増えています。一方て、ドラマや映画に出てくる指輪の箱を「パカっ」とする演出にもやはり憧れがあります。メリアルームのデザイナーがそんな相反する思いを両方叶えるプロポーズギフトをデザインしました。それが「プロポーズボックス」です。
カラーは「ピンクハート」と「ホワイトハート」の２種類をご用意しております。
指輪のケースに見立てたプロポーズボックス。ボックスのフタの内側にお相手様へのメッセージを刺繍でお入れすることができるオプションもあります。また、箱をパカっと開けたときに最初に目に飛び込んでくる純白のバラの中心には、キラキラと輝く石（フェイクの指輪）が入っています。その石をお相手様に引っ張りだして頂くと「Marry me？（結婚してください）」と書かれたハートのチャームが出てくるという、驚きの演出が隠れています！さらにバラの花びらにお相手様のお名前をお入れし、オンリーワンのギフトにお作りすることもできます。オリジナルにカスタマイズされたギフトはとても喜ばれるのでおすすめです★
プロポーズボックスの詳細はこちらです。是非ご覧くださいませ。
いかがでしたでしょうか。プロポーズはそれぞれの時代や流行りでスタイルが異なりますが、どんな時代でも男女が一生を共にしたいと想いを込めて愛を伝えるのは同じですね。現代では指輪以外でプロポーズするスタイルも増えていて、プロポーズの歴史が変わっていくかもしれませんね。