こんにちは、アートフラワーギフト専門店「メリアルーム」のコンシェルジュ青山です。
2021年の七夕(たなばた)は、7月7日水曜日です☆彡小さい頃には折り紙で七夕飾りを作ったり、短冊にお願いごとを書いたりしましたよね。
七夕は当然知っている!という方がほとんどだと思いますが、みなさん七夕ってどんな日なのか、詳しくご存知ですか?「そういえばなんとなくしか知らないな…」という方もいると思いますので、本日は【七夕】とは一体どんな日か、また七夕の夜に恋人と過ごす予定の人や愛の告白・プロポーズを考えている人へ、おすすめの七夕アイディアについて、ご紹介します。
▼七夕ってどんな日?
七夕は、普段離ればなれで逢えない「織姫」と「彦星」が、1年に1度だけ【天の川】を渡って逢うことができる7月7日の夜。
日本における七夕は、もともと中国の行事であったものが奈良時代に伝わり、日本に従来からあった【棚機津女(たなばたつめ)の伝説】と合わさって生まれたそうです。
なぜ、2人は年に一度しか逢えないのか…その理由は、中国から伝わった【織女と牽牛の伝説】にあります。
▼【織女と牽牛の伝説】とは?
天界の神様である「天帝(てんてい)」には、「織女(しょくじょ)」という機織りが上手でとても働き者の娘がいました。織女は神様たちの着物の布を織る仕事をしており、天の川のほとりで熱心に働く日々。遊びもせず、化粧をするなど自分の身なりを整える暇もなく働く彼女を天帝は不憫に思い、天の川の対岸で牛を飼っている、同じく働き者でまじめな「牽牛(けんぎゅう)」という青年を織女に引き合わせました。2人はひと目で恋に落ち、やがて結婚したのです。
ところが、真面目で働き者だった2人は、結婚すると遊んでばかりで、働かなくなってしまったのです…。怒った天帝は、天の川の両岸に2人を引き離し、逢うことを禁じてしまいました。しかし、織女が泣いて悲しんだため、年に1度だけ、七夕の夜にだけ逢うことが許されたのです。
日本では「織女=織姫」、「牽牛=彦星」と呼んでいますね。
私は、2人は恋人同士なのかと思っていましたが、実は夫婦だったのですね!皆さんご存知でしたか?
▼天の川とは?
空に輝く星のうち、織姫は「こと座のベガ」で、彦星は「わし座のアルタイル」です。「はくちょう座のデネブ」とともに夏の大三角形を形成する星として有名ですね。
夜空の暗い場所では、2つの星の間に無数の星が観測でき、その無数の星たちの姿はまるで天に川が流れているように見えるのです。
▼ヨーロッパでは「天の川」とは言わない?
この天の川、アジア圏では【川】と表現されていますが、英語では何というかご存知ですか?
正解は【Milky Way】(ミルキーウェイ)。なぜそう呼ぶかというと、それは、ディズニー映画でもおなじみの「ヘラクレス」が関係しています。
ギリシャ神話において、神「ゼウス」は、人間の女性「アルクメネ」との子である「ヘラクレス」に永遠の命を与えるために、自身の妻である女神「ヘラ」の母乳を飲ませようとしました。しかし、嫉妬深いヘラは愛人の子であるヘラクレスを憎んでおり、自身の母乳を飲ませようとはしませんでした。そこでゼウスは、ヘラに薬を飲ませて眠らせ、ヘラが眠っている隙にヘラクレスに母乳を飲ませたのです。しかしこの時、ヘラが目覚め、慌てて払いのけた為、母乳が飛び散りました。これが”天にかかるミルクの道”となったとされています。
▼天の川はいつ見える?
「雨が降ると天の川が渡れず、2人が逢えなくなってしまう」ことから、小さい頃にはてるてる坊主を作って、七夕の夜が晴れることを願ったものです。
かつての七夕は旧暦の7月7日(現在の暦で8月上旬~下旬頃)でした。そのため、かつての七夕は晴れることが多かったそう。また、旧暦というものは、月の満ち欠けに基づいているため、七夕の日は必ず半月でした。月明りも少なく、そしてその月もまた、23時頃には沈み真っ暗になるため、天の川がよく見える日だったようです。やはり、天の川の観測に最適なのは、【伝統的七夕】と呼ばれるかつての七夕の時期。
しかし、天の川は、”7月から9月頃までが見頃”とされていますので、7月7日の夜空に注目してみましょう。ちなみに、2021年の伝統的七夕は、8月14日(土)。休日の方も多いと思いますので、この日の夜空にもぜひ注目してみたいですね☆彡
▼「星に願いを」七夕プロポーズ
七夕は、年に一度、愛し合う織姫と彦星が逢える日。
また、七夕には、短冊に”願い事”を書いて笹に飾る風習がありますよね。
このロマンティックな日に「星に願いを」かけて、星の輝きと共にプロポーズするのもオススメです!
▼おすすめの七夕(たなばた)プロポーズ
①織姫彦星を探しに星を見に行くプロポーズ
七夕の時期には、明かりの少ない山や海辺へと出掛けてみると、晴れた日には、美しい天の川が見られることもあります。
ゆっくりと空を見上げて、織姫と彦星の星を2人で一緒に探してみましょう。
また、満点の星空の下でのロマンティックなプロポーズは、きっと一生忘れられない思い出になるはず!
観光地への外出を控えている中でも、人が密集しない自然の中であれば、出かけやすいはず。「こんなときだからこそ、星を見に行こう!」と彼女を誘って、ぜひ、ロマンティックな星空プロポーズをしてください☆彡
②自宅で星空?!七夕(たなばた)プロポーズ
家での七夕プロポーズには、【プラネタリウム】での演出がおすすめ!
Amazonや楽天などでも、自宅で気軽にプラネタリウムを再現できるグッズを購入することが出来ます。中でも、365日分の星空を見ることが出来るものにすると良いでしょう。
自然の星空では今の星しか見ることはできませんが、プラネタリウムなら自由自在。七夕伝説の二人を想いながら、7月7日の星空と旧暦の七夕の日の星空を比べてみることも出来ます。また、お互いの生まれた日の星空を比べてみるのもいいですね!
全く違う星空の下、生まれた2人が出逢った奇跡を感じながら、彼女への想い、そしてプロポーズの言葉をまっすぐ伝えましょう。
▼2021年「七夕まつり」は開催されるのか?
今年(2021年)も引き続き、コロナの影響で各地でおまつりの中止が続々と発表されていますが、七夕の雰囲気を味わうことが出来るところはあるのでしょうか。
例年7月開催の【七夕まつり】
▶【東京ディズニーリゾート】(千葉県)
残念ながら、現在のところ、2021年は七夕にちなんだイベントの情報がありませんでした。
2019年までは期間限定で行われていた七夕イベントは、2020年も開催されなかったようなので、コロナが収束して復活することを願うしかありませんね。
▶【湘南ひらつか七夕まつり】(神奈川県)
こちらは通常開催の中止が発表され、規模を縮小した「湘南ひらつか七夕まつり2021」が開催されるそうです。
露店の出店や交通規制のある大規模なものではありませんが、7月1日~30日を中心に、市内全域で七夕まつりの雰囲気を感じることが出来るような七夕まつりが開催されるとのこと。
例年8月開催の【七夕まつり】
▶【安城七夕まつり】(愛知県)
こちらも、残念ながら2021年の中止が発表されています。
例年は、8月上旬の金・土・日に、安城駅周辺の市街地で盛大に行なわれ、歌やダンス、地元の園児・小学生・高校生によるマーチングパレード、ご当地アイドルやご当地キャラが集合するイベントなど、盛りだくさんな催しが連日行われるそう。市民だけでなく、観光客も多く参加し、100万人を超す人でにぎわう七夕まつりのようです。
来年以降、無事に開催されるようになったら行ってみたいですね。
▶【仙台七夕まつり】(宮城県) 期間:2021年8月6日~8日
2020年は中止だったこちらのおまつり。2021年の開催については、開催方針ではあるものの、今後の感染状況を踏まえ、7月上旬に開催の可否を最終判断がされるそうです。
▼七夕(たなばた)プロポーズにオススメのアイテム
プロポーズフラワーとして大人気のメリアルームの「シンデレラのガラスの靴・プリンセスブルー」
現在、限定30個で、天の川をイメージさせるブルーボックスにセットしてお届けしております。ボックスを開けると、夏の夜空やたなばたの天の川の星のように、青いグラデーションとキラキラ光る星の模様が入った限定ブルーボックスは、シンデレラの世界観とガラスの靴の美しさを一層惹き立てます。
メリアルームの愛の魔法がかかった特別な「シンデレラのガラスの靴のプロポーズ」で、お二人の永遠に続く幸せの物語を始めてくださいね☆
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