プロポーズの計画をするとき、真っ先に思い浮かぶのは「婚約指輪」です☆昔は、お給料の3か月分が婚約指輪の相場といわれていましたが、今の平均価格は20~30万円代といわれています。給料の約1カ月分といったところでしょうか。それでも物欲がない今の若い世代にとって、購入する際には少し勇気が要る金額ですね。
婚約指輪を贈る男性の割合に関しても、昔と比べて減ってきてはいるものの、今でも7割以上の男性が婚約指輪を彼女に贈っているようです。でも、実際に街中で婚約指輪を付けている女性を見かけることはほとんどありません。果たして、婚約指輪は本当に必要なのでしょうか。
そこで、今回はメリアルームの女性スタッフの中で、プロポーズに婚約指輪をもらった女性、プロポーズ後に一緒に婚約指輪を買いに行った女性、婚約指輪をもらっていない女性、それぞれに「婚約指輪」に関する意見を聞いてみました。
婚約指輪の相場
まず、現在の婚約指輪の相場を見てみましょう。実際に指輪を購入したカップルは「婚約指輪」にどのくらいかけているのでしょうか。
1位:30~39万円(26%)
2位:20~29万円(19.2%)
3位:40~49万円(14.1%)
出典:「ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ」
結婚情報誌「ゼクシィ」のトレンド調査によると、一番多いのが「30~39万円」となり、全体の3割弱を占めています。次に多かったのが「20〜29万円」で、2割でした。
《あなたは何を重視する?》婚約指輪のオススメブランド
・ブランド重視のあなたには…Tiffany&Co.(ティファニー)
女性なら誰もが憧れる婚約指輪といえば、このブランドです。ほとんどの婚約指輪に使用されるダイヤモンドを6点の金属(爪)でセッティングする手法は、ティファニー社が約130年前に考案した手法です。ティファニーを象徴する“ティファニーブルー”のボックスに憧れを抱いた女性も多いのではないでしょうか。
・価格/アフターサービス重視のあなたには…アイプリモ
アイプリモは、日本最大級の店舗数を誇るブライダル専門の国内ジュエリーブランドです。金属素材も豊富でデザインも150種類以上あるので、必ずお気に入りのデザインが見つかります☆価格も比較的リーズナブルなので、20代前半のカップルに人気です。また、日本のブランドのため、購入後のメンテナンスもスピーディーで安心です。
・エシカル重視のあなたには…HASUNA(ハスナ)
二人の絆の象徴であり、永い時間をともに歩んでいく「婚約指輪」だからこそ、二人の手に届くまでのストーリーすべてが美しいものであってほしいという想いから、誕生したエシカルジュエリーブランドです。産地や流通過程にこだわったダイヤモンドを使用した地球に優しいジュエリーブランドは、30代のカップルに人気です。
次に、女性の「婚約指輪」に対する意見を聞いてみました。
「プロポーズ時に、婚約指輪をもらった女性の経験談」
婚約指輪をもらうのは、小さい頃からの憧れ☆
私は、誕生日のときにお家で婚約指輪をもらいました。ドラマや映画のワンシーンであるような「箱をパカッ」と開けてのサプライズプロポーズでした。付き合った当初から、箱をパカッとされるプロポーズに憧れていることを彼に話していたので、それをずっと覚えていてくれたようです。私の指のサイズを彼に伝えていなかったので、指にはめたときは指輪が大きすぎてブカブカだったのですが、それも含めて良い思い出になっています♪
デザインも選べたら嬉しい♪
翌週に、指輪を購入したお店にサイズを直しに行きました。プロポーズの瞬間は、ずっと夢だったプロポーズだったので、気持ちも高まり、彼の気持ちも伝わってとても嬉しかったのですが、実際にお店に行くと、可愛いデザインの指輪がたくさん並んでいて、少し目移りしてしまいました(笑)
彼は店員さんと相談して、ずっと身に着けられるシンプルなデザインを選んでくれたようです。さらに、とても立派な鑑定書が付いている品質の高いダイヤモンドを選んでくれたみたいなのですが、ダイヤモンドの違いがわからない私は、ハート型やお花のモチーフなどのデザインも可愛いなと心の中で思いました(笑)
もちろん、シンプルなデザインのおかげで、年齢関係なくずっと付けることができ、とても気に入っているのですけどね。婚約指輪をもらうことで彼の気持ちがしっかりと伝わったので、私はもらってよかったと思います。
「プロポーズ後に婚約指輪を一緒に買いに行った女性の経験談」
当初は「いらない」と思っていた婚約指輪
私は、付き合った当初から「結婚」を前提に付き合っていて、すでに入籍日や結婚式会場なども決めていました。両家の顔合わせの日取りも決めていたので、その日から逆算して、結婚指輪を買いに行ったときに、婚約指輪を一緒に買うことになりました。
もともと婚約指輪は職業柄つけることができないので、なくてもいいかなと思っていて、プロポーズのときも「婚約指輪はいらないから、お花を贈ってほしい」と彼に伝えていました。彼は、婚約指輪をプレゼントしたいと思ってくれていたみたいですが、そのときは赤いバラの花束をプレゼントしてくれました。
でも、結婚指輪を探しているときに店員さんから、結婚指輪と重ねづけができるタイプの婚約指輪を紹介され一目惚れ☆彼も「似合うから一緒に買おうよ」と言ってくれたので、合わせて購入することにしました。
普段、仕事の時には外していますが、親戚の結婚式や子供の入学式など意外と身に着ける機会も多く、着けるとテンションが上がるので、やっぱりもらってよかったなと思います。
大切にしたいから、デザイン・素材はいっしょに選びたい♪
プロポーズのときに婚約指輪もらうのも嬉しいと思いますが、私は自分でデザインや金属を選べたのが嬉しかったので、一緒に選べて満足しています。
実際に指輪をもらった立場として、プロポーズのときに婚約指輪を渡そうと計画されている男性の方に、伝えたいのが、意外とデザインよりも「金属(カラー)」が大事ということ♪婚約指輪のイメージを思い浮かべると「プラチナ(シルバー色)」を想像する男性が多いと思います。
私の彼もそうだったのですが、私自身はピアスやネックレスなど普段身に着けるアクセサリーがゴールドなので、指輪もゴールドで揃えたいというこだわりがありました。ゴールドにもピンクゴールドやイエローゴールドなど、種類があるので、ぜひ、婚約指輪を贈る前に彼女の持つアイテムをチェックしてみて下さいね。
私個人的には、婚約指輪をもらうのであれば、一生大事にするものだし、高い買い物だからこそ、きちんと選びたいと思っています。」
「プロポーズで婚約指輪をもらっていない女性の経験談」
“ずっと形に残る”プレゼントが嬉しい
「私は、付き合って6年目の記念日にバラの花束と手紙、手作りDVDをもらってプロポーズされました。彼は、婚約指輪を贈ることも考えていたようですが、サイズがわからなかったので、あとで一緒に買いにいこうと思っていたみたいです。
学生時代から付き合っていて、私の趣味や好きな色などを熟知している彼。花屋さんで働く私に、お花を贈ることは決めていたそうなのですが、お花だけだと枯れてしまうので、ずっと残るものを添えて贈りたいと考えていたそうです。
結果、今まで書いたことのない手紙と今までの思い出が詰まったDVDを贈ってくれました☆付き合って長かったので、そろそろしてくれるかな?と期待してはいたものの、想像以上のプロポーズをしてくれたことに感激でした☆
婚約指輪(モノ)を買うよりも、体験(コト)にお金を使いたい
婚約指輪に関しては、私があまり指輪に興味がなく、婚約指輪をもらうのなら、そのお金で旅行や美味しい物を食べたいと思っていたので、二人で話し合って婚約指輪は買わないことにしました。
プロポーズのときに婚約指輪のプレゼントは、多くの女性にとって憧れだと思いますが、私達のように、カップルそれぞれの形があってもいいんじゃないかなと思います。
私は、婚約指輪はもらいませんでしたが、大好きな花とずっと記念に残るDVDと手紙をもらって満足しています。また、婚約指輪の代わりに、結婚指輪を少しゴージャスなダイヤモンド付きのデザインにしてもらいました♪毎日見るたびに嬉しい気持ちになります☆」
昔は婚約指輪=プロポーズの瞬間にもらうものでしたが、今はプロポーズの瞬間に必ず必要なものではないかもしれませんね。
婚約指輪はいらないと思っている女性も増えてきているので、プロポーズ後に婚約指輪をどうするか、彼女に聞いて二人で決められても良いかもしれません。
大事なのは、しっかりとプロポーズをすること、プロポーズで気持ちをしっかりと伝えること、そして、そのときに「形に残る」記念のものがあると、見るたびにプロポーズの瞬間がよみがえり、とても嬉しい気持ちになるということです。
すでに結婚が決まっていて、プロポーズをしていないという男性もいらっしゃるかと思いますが、やはりプロポーズをしてほしいと女性は思っています。ぜひ、ご入籍日が近くても遅くはありません。今からレストランやホテルの予約を取らなくても、自宅でのプロポーズも嬉しいものですよ☆