こんにちは、アートフラワーギフト専門店「メリアルーム」の知覧です。
本日は、プロポーズ専用商品『プロポーズボックス』の箱の中についてご紹介します。ハートのボックスの中には純白のバラ(アートフラワー)が入っています。バラの花びらには名前、中心にはフェイクリングが輝いています。このバラがどのようにして出来上がるのか、その秘密を制作工程と共にご説明していきます。
白いバラのメリア
「メリア」というのは、お花の世界では、幾重にも花びらや葉を重ねて大輪の花を作ることを指します。バラの花びらで作るものは「ローズメリア」、ユリ(リリー)の花びらで作るものは「リリメリア」と呼ばれます。たくさんの花びらを組み合わせることで大きな一輪の花を作ることができるのです。
メリアルームのフラワーギフトでも、芍薬(しゃくやく)とバラの花びらを使用して作り上げるブーケがあります。
さて、プロポーズボックスの白いバラも始めからバラの形になっているわけではないのです。花びらを何枚も貼り合わせて1輪のバラに成形していきます。小さなバラですが、メリアと同じ手法で作られています。これまで3回のモデルチェンジを行い、現在の形にたどり着きました。全て自社で手掛けているので、他では販売されていないメリアルームだけのオリジナルのバラです。
バラが完成するまで
花びらを作る
まずは、布を裁断して花びらをつくります。花びらの形も1つではなく大きさが3種類あります。そして、これらの花びらを1枚1枚手作業で貼り合わせていきます。たくさんの花びらを使用して小さなバラを作っていくため、とても繊細な作業です。
花びらを貼り合わせる
細かな作業を繰り返し花びらを貼り合わせて、美しいバラの形を作りあげます。バラの形が綺麗なことはもちろんですが、プロポーズボックスの重要なポイントである「Marry me?(結婚してください)」チャームのついたフェイクリングが、バラの中心の部分にしっかりと収まることが肝心です。ただチャームが入るだけではなく、スムーズに引っ張り出すことができなくてはいけません。
そのため、このバラを作る工程はとても高度な技術が必要で、メリアルームのスタッフの中でも限られた人だけが制作することができます。小さなバラではありますが、いくつもの制作ルールや注意点があり、それをクリアしたもののみが商品としてお客様の元にお届けされるのです。販売できる数に限りがあるのもそのためです。
特に難易度の高いところは、「花びらを貼り合わせていく際に、ちょっとしたズレや少しの高さの違いが生じるだけで、完成するバラの形が大きく変わってしまうこと」だそうです。全てのバラをきれいな形に作り、高いクオリティを保つことができるのはまさに職人技です。
花びらに名入れ
バラができあがったら、花びらにお名前を入れます。(プロポーズボックスは花びらにお名前を入れることができる商品です。)お名前を印字した花びらを作り、白いバラの一部になるように全体のバランスを見ながら完成させます。
バラをボックスにセット
ここまでできたら、ハートのボックスの中にセット。バラが取れてしまわないようにしっかりと固定します。最後に、「Marry me?」チャームのついたフェイクリングを中心に入れて、ここでも抜き差しのスムーズ差をチェック。
こうして、プロポーズボックスの白いバラが完成します!これこそまさにハンドメイド。一つ一つ想いを込めてお作りしています。
プロポーズボックスはホワイトハートとピンクハートの2色をご用意していますが、このバラはどちらも同じ白いバラです。白いバラの花言葉は「純潔」。まさにプロポーズの誓いに相応しい花ですよね。
指輪以外でのプロポーズに
プロポーズボックスは「指輪のサイズが分からない」「婚約指輪以外のものでプロポーズをしたい」「指輪は後から一緒に買いに行きたい」という方のことを考えてデザインされたプロポーズギフトです。プロポーズボックスなら、婚約指輪はなくても指輪の「箱をパカッ」と開けるドラマのようなプロポーズが実現できます。
コンパクトなサイズなのでジャケットのポケットに入り、ここぞというときにスマートに取り出して、プロポーズ!箱を開けたら、中心のフェイクリングをお相手様に引き出してもらい、チャームの文字を読んでもらいましょう。このとき、言葉で「結婚してください」と伝えることも大事です。
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